グアムのデザートの話
イベントなどがあれば各家庭それぞれの手作り料理を持ち寄り、誰かの家に集まってパーティーを開くというのが恒例のグアム。そこで必ず誰かが作って持って来るグアムのデザートが何種類かあります。
まずは『ギナタアン』。
果物や芋類をココナッツミルクで甘く煮たデザートで、具はタロイモ、バナナ、ジャックフルーツ、タピオカ、白玉、コーン等、お腹にたまりそうなものが好まます。基本的に温かいうちに食べますが、冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
もう一つは『キャッサバケーキ』。
キャッサバ(カッサバ/カサバとも)は熱帯でとれる芋の一種でこの芋のデンプンが『タピオカ』の原料でもあります。ケーキと言ってもスポンジではなくモチのような食感。そしてココナッツミルクの甘味。焼く前にケーキの上にチーズを掛けたり、コンデンスミルクやココナッツミルクに小麦粉を混ぜたものまたは卵黄を塗ったりもします。ココナッツ風味のライスケーキ『ビビンカ』にもちょっと似ています。
そして、グアムのプリン『レチェ・フラン』も食べてみよう。
フィリピンのごちゃ混ぜかき氷とも言われる『ハロハロ』のトッピングにも使われ、日本のプリンのような「とろけるような柔らかさ」は全くないほどの弾力性があり、かなり濃厚な味わい。どっしり感がありますが、口に入れればその味はまさしく卵プリン!グアムのデザートはなぜか懐かしい感じのするものが多く、それだけに日本人の口にもぴったり合うのかも。
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